こんにちは、imayari(@imayari_orz)です。
この記事ではSonyのミラーレス一眼カメラにおすすめなSDカードを紹介します。
カメラを買ったら絶対に必要になるSDカードですが、種類もたくさんありどれを買えばいいか悩みますよね。
僕も初めてSDカードを選んだときはネットで探しても、家電量販店行ってもたくさんの種類があって何を選べばいいのかイマイチわかりませんでした。

よく調べもせずに適当に選んで買ったせいでこんな失敗をしました(汗)
- 容量足りない
- 転送速度遅すぎる



結局全然使えなかったのですぐに買い直すことになりました
買い直すときには選び方・自分に合っているSDカードはどれかをちゃんと調べてから買ったので次は失敗しませんでした。
ということで、僕の失敗経験を活かしつつ、Sony α6400、α6600やα7Ⅲ、α7cを買った人向けに失敗しない選び方とおすすめなSDカードを紹介していきます。
Writer
いまやり
imayari
1995年生まれ26歳。
SEとして働きながらガジェット・カメラを中心に好きなモノの情報を発信するブログ「imayari」を執筆。
愛用しているカメラはSonyのα7c。最近はSuper-Takumar 55mm f1.8という1960年代のオールドレンズをつけて写真を撮るのにはまってます。
Sony αシリーズにおすすめなSDカードの選び方
ここでは、Sonyのミラーレス一眼カメラに合ったSDカードを選ぶための基準について紹介します。
SDカード選びは次の4ステップで行います。
- カメラの対応規格を調べる
- 容量を決める
- 転送速度を決める
- スピードクラスを決める
この4つを確認しておけばSDカード選びで失敗することがなくなります。
カメラの対応規格を調べる
まずはカメラが対応している記録メディアの規格を確認します。
対応規格は公式サイトの主な仕様というところで確認ができます。
▼α6400


▼α6600


▼α7Ⅲ


▼α7c


色々書いてありますが、SDカードを選んでおくのが無難です。
SDカードは容量によって次の3つに分かれます。
規格 | 容量 |
---|---|
SD | 2GB |
SDHC | 4GB〜32GB |
SDXC | 64GB〜512GB |
またSDカードにはUHS-IとUHS-IIという2種類の規格があります。
α6400,6600はUHS-Iのみ、α7Ⅲとα7cはUHS-IIまで対応していますね。
SDカードの容量を決める/撮影枚数
一番大切になるのが容量です。



僕はこの容量選びでミスをして、買い直すことになりました
容量選びでは「どれくらい写真を撮るか」「どれくらい動画を撮るか」が重要なポイントです。
こちらはSDカードの容量ごとの撮影枚数の目安です。
容量 | JPEG | RAW | RAW+JPEG |
---|---|---|---|
16GB | 約720枚 | 約410枚 | 約260枚 |
32GB | 約1440枚 | 約830枚 | 約530枚 |
64GB | 約2880枚 | 約1650枚 | 約1050枚 |
128GB | 約5760枚 | 約3250枚 | 約2100枚 |
写真の保存形式の1つです。
写真を後から修正(レタッチ)するときに起こる画像劣化がJPEGに比べて少ない保存形式です。
写真メインの人だと32GBが目安になると個人的には思います。
写真の撮り方にもよりますが僕の場合は2泊3日の旅行でいつも大体400枚〜500枚くらいなので32GBが1枚あればほぼ足りなくなることはないです。
めっちゃ連写して撮るような方だと64GBや128GBくらいあった方が安心だと思います。
こちらはSDカードの容量ごとの撮影可能時間の目安です。
容量 | HD動画 | FullHD動画 | 4K動画 |
---|---|---|---|
16GB | 80分 | 40分 | 28分 |
32GB | 160分 | 80分 | 56分 |
64GB | 320分 | 160分 | 112分 |
128GB | 640分 | 320分 | 224分 |
256GB | 1280分 | 640分 | 448分 |
Vlog撮影など動画がメインの人は最低でも64GBは必要です。
できれば128GBを買っておく方がいいかも。
僕は動画も撮って写真も撮ってなので旅行とかいくとまあまあなデータ量になっています。
(2泊3日の福岡旅行で動画+写真で92GBでした)
もともとはSandiskの32GBのSDカードを使っていましたが、Vlogを撮るようになってからProGradeの128GBを買い直しました。
転送速度を決める
転送速度とは次のイラストのように「カメラ→SDカード」「SDカード→パソコン」のように書き込んだり、書き出したりするときのスピードのことです。


この転送速度が遅いと次のようなことが起こります。
- 連写速度に保存速度が追いつかなくて連写が途中でストップする
- 写真の取り込み速度が遅くイライラする
僕が最初に買ったSDカード(失敗したやつ)だと1枚の写真をカメラからスマホに移すのに20~30秒くらいかかっていました。



マジで遅い
買い直したSandiskのSDカードだと・・・1枚1~2秒くらいで転送できます。
個人的な体感ですが、転送速度は写真の撮影であれば90MB/秒くらいを選んでおけば困ることはありません。
動画を撮るのであれば100MB/秒以上あるといいですね。
スピードクラスを決める
スピードクラスは動画を撮る時に重要になるものです。
十分なスピードクラスのSDカードを選んでおかないと次のような失敗につながることがあります。
- 動画がカクカクする
- 動画が途中で止まる
スピードクラスは以下の表を参考にしてみてください。
最低保証速度 | SD | UHS | ビデオ | 対応規格 |
---|---|---|---|---|
90MB/秒 | V90 | 8K | ||
60MB/秒 | V60 | 8K/4K | ||
30MB/秒 | クラス2 | V30 | 4K/FullHD | |
10MB/秒 | CLASS10 | クラス1 | V10 | FullHD |
6MB/秒 | CLASS6 | V6 | HD | |
4MB/秒 | CLASS4 | HD | ||
2MB/秒 | CLASS2 | HD |
FullHDや4K動画を撮るのであればV30のスピードクラスのSDカードを選んでおくといいと思います。


写真メイン?動画メイン?目的別おすすめSDカードを3つ紹介!
ここではSony αシリーズのカメラにおすすめなSDカードを目的別に紹介します。
写真がメインになるのか、動画がメインになるのかで選ぶべきSDカードが変わってきますので、自分がどんな用途でカメラを使うかを考えて選んでくださいね。
- 写真がメインな人
- 動画がメインな人
- ハイグレードな一押しSDカード
写真メインならSandisk Extreme 32GBがおすすめ


容量 | 32GB |
転送速度 | 最大90MB/秒 |
スピードクラス | CLASS10、U3、V30 |
規格 | UHS−I |
Sandisk Extremeシリーズは転送速度が90MB/sとかなり速いです。
容量を64GBではなく32GBにしたのは価格を抑えられるからです。
32GBでもRaw+Jpegで500枚程度、Jpegだけなら1400枚も撮影できるので、写真メインであれば十分な容量ですね。
私も写真メインの時に32GBを使っていましたが、困ることはありませんでした!
動画メインならSandisk Extreme Pro 128GBがおすすめ


容量 | 128GB |
転送速度 | 最大170MB/秒 |
スピードクラス | CLASS10、U3、V30 |
規格 | UHS−I |
4K動画でも問題ないスペックなので動画メインならこれを買っておけば間違いなしです。
もし128GBじゃ不安だなーって方は256GBが選択肢に入ってくると思うのですが、もし容量を増やすのであれば128GB×2枚を持つことをお勧めします。
1枚じゃ足りないってなったときに後から買えばいいですし、2枚あれば1枚がダメになったとしてもなんとかなります。
少し予算を抑えたい人や4K動画を撮らない人はExtremeシリーズもおすすめです。


ハイグレードならProGrade 128GBがおすすめ


容量 | 128GB |
転送速度 | 最大250MB/秒 |
スピードクラス | CLASS10、U3、V60 |
規格 | UHS−II |
α7Ⅲやα7cなどで4K動画をたくさん撮影する方にはProGradeのSDカードがおすすめです。
これまで紹介した2つに比べると高いですが、UHS-IIとV60は魅力的です。



PCへの転送も爆速で超快適
ずっと使っていくものなので少し金銭的に余裕があるのであれば「ずっと使える良いモノ」を買っておくのもおすすめです。
【FAQ】よくある質問
まとめ|Sonyミラーレス一眼カメラにおすすめなSDカード
この記事ではSonyのミラーレスカメラα6400、6600やα7Ⅲ、α7cにおすすめなSDカードと選び方について紹介しました。
SDカードを選ぶときは次のポイントに注意すると失敗がなくなります。
- カメラの対応規格を調べる
- 容量を決める
- 転送速度を決める
- スピードクラスを決める
特に容量は目的によって最適な容量が変わってくるので目的に合ったモノを選ぶようにしてくださいね。
以上、いまやり(@imayari_orz)でした。