
カメラを買ったらまず初めにSDカードが必要になりますが、どれを買えばいいか悩みますよね。
僕も初めてSDカードを選んだときはネットで探しても、家電量販店行ってもたくさんの種類があって何を選べばいいのかイマイチわかりませんでした。
僕はよく調べもせずに適当に選んで買ったせいで
- 容量足りない
- 転送速度遅すぎ
と結局買い直す羽目になりました。

買い直すときには選び方・自分に合っているSDカードはどれかをちゃんと調べてから買ったので次は失敗しませんでした。
ということで、この記事では「【迷ったらコレ!】Sony α6100/α6400/α6600におすすめなSDカード3選!SDカードの選び方は?」について書いていきます。
Sony α6400におすすめなSDカードの選び方
ここでは、Sonyのα6100・α6400・α6600に合ったSDカードを選ぶための基準について紹介します。
SDカード選びは次の4ステップで行います。
- カメラの対応規格を調べる
- 容量を決める
- 転送速度を決める
- スピードクラスを決める
この4つを確認しておけばSDカード選びで失敗することがなくなります。
step
1カメラの対応規格を調べる
まずはカメラが対応している記録メディアの規格を確認します。
対応規格は公式サイトの主な仕様というところで確認ができます。
SONY α6600

SONYa6600対応メモリーカード
SONY α6400

SONYa6400対応メモリーカード
SONY α6100

SONYa6100対応メモリーカード
上記の3つのカメラであれば大体同じ記録メディアに対応していますね。
色々書いてありますが、SDカードを選んでおくのが無難です。
SDカードの中でもSDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードと3つに分かれています。
この3つの違いは対応している容量なので名称の違いについては意識しなくてもOKです。
SDカードの種類 | |
規格 | 容量 |
SD | 2GB |
SDHC | 4GB〜32GB |
SDXC | 64GB〜512GB |
どのSDカードもUHS-Ⅰという規格に対応していますね。
- 選ぶのはSDメモリーカード
- 対応規格はUHS-Ⅰ
step
1SDカードの容量を決める
一番大切になるのが容量です。

容量選びは
- どれくらい写真を撮るか
- どれくらい動画を撮るか
で選ぶのがいいと思います。
以下の表に容量と写真の撮影枚数の目安をまとめました。
写真の撮影枚数の目安 | |||
容量 | JPEG | RAW | RAW+JPEG |
8GB | 約360枚 | 約210枚 | 約130枚 |
16GB | 約720枚 | 約410枚 | 約260枚 |
32GB | 約1440枚 | 約830枚 | 約530枚 |
64GB | 約2880枚 | 約1650枚 | 約1050枚 |
RAWとは?
写真の保存形式の1つです。
写真を後から修正(レタッチ)するときに起こる画像劣化がJPEGに比べて少ない保存形式です。
動画の容量目安もまとめました。
動画撮影時間の目安 | |||
容量 | HD動画 | FULLHD動画 | 4K動画 |
16GB | 80分 | 40分 | 28分 |
32GB | 160分 | 80分 | 56分 |
64GB | 320分 | 160分 | 112分 |
126GB | 640分 | 320分 | 224分 |
256GB | 1280分 | 640分 | 448分 |
僕は写真しか撮らないので32GBのSDカードを使っています。
僕個人の感覚ですが、写真だけの人なら32GBで十分かなという気がします。
もし、動画を撮るのであれば128GBくらいあると心強いですね。
- 写真がメイン→32GB~64GB
- 動画がメイン→128GB以上
step
3転送速度を決める
転送速度とは次のイラストのように「カメラ→SDカード」「SDカード→パソコン」のように書き込んだり、書き出したりするときのスピードのことです。
この転送速度が遅いと次のようなことが起こります
- 連写速度に保存速度が追いつかなくて連写が途中でストップする
- 取り込み速度が遅くイライラする

最初に買ったSDカードだと1枚の写真をカメラからスマホに移すのに20~30秒くらいかかっていました。
新しく買ったSDカードだと・・・1枚3~5秒くらいで転送できます。
マジ爆速です!!
個人的な体感ですが、転送速度は写真の撮影であれば90MB/秒くらいを選んでおけば困ることはありません。
動画を撮るのであれば100MB/秒以上あるといいですね。
- 写真がメイン→90MB/秒
- 動画がメイン→100MB/秒
step
4スピードクラスを決める
スピードクラスは動画を撮る時に重要になるものです。
十分なスピードクラスのSDカードを選んでおかないと次のような失敗につながることがあります。
- 動画がカクカクする
- 動画が途中で止まる
スピードクラスは以下の表を参考にしてみてください。
最低保証速度 | スピードクラス | 対応規格 | ||
SD | UHS | ビデオ | ||
90MB/秒 | V90 | 8K | ||
60MB/秒 | V60 | 8K/4K | ||
30MB/秒 | クラス3 | V30 | 4K/FullHD | |
10MB/秒 | CLASS10 | クラス1 | V10 | FullHD |
6MB/秒 | CLASS6 | V6 | 通常の動画 | |
4MB/秒 | CLASS4 | 通常の動画 | ||
2MB/秒 | CLASS2 | 通常の動画 |
4K動画を撮るのであればV30以上のスピードクラスのSDカードを選んでおくといいと思います。
- 写真メイン→あまり気にしなくていい
- 動画メイン→V30以上がおすすめ
写真メイン?動画メイン?目的別おすすめSDカードを3つ紹介!
ここではSony αシリーズのカメラにおすすめなSDカードを目的別に紹介します。
写真がメインになるのか、動画がメインになるのかで選ぶべきSDカードが変わってきますので、自分がどんな用途でカメラを使うかを考えて選んでくださいね。
写真メインならSandisk Extreme 32GBがおすすめ
スペック表 | |
容量 | 32GB |
転送速度 | 最大90MB/秒 |
スピードクラス | CLASS10、U3、V30 |
規格 | UHS−I |
Sandisk Extremeシリーズは転送速度が90MB/sとかなり速いです。
容量を64GBではなく32GBにしたのは価格を抑えられるからです。
32GBでもRaw+Jpegで500枚程度、Jpegだけなら1400枚も撮影できるので、写真メインであれば十分な容量ですね。
私も32GBを使っていますが、困ることはありません!
写真とちょっと動画も撮るならSandisk Extreme 64GBがおすすめ
スペック表 | |
容量 | 64GB |
転送速度 | 最大150MB/秒 |
スピードクラス | CLASS10、U3、V30 |
規格 | UHS−I |
Sandisk Extremeシリーズの64GBであればビデオスピードクラスがV30で容量もそこそこ。
写真なら3000枚くらい、動画も1時間30分くらいは撮れるので、写真も動画もどっちもやるかも!って方には価格と容量のバランスがいいSDカードだと思います。
最近新しいモデルが出て転送速度が150MB/sと爆速になりました。

4K動画ならSandisk Extreme Pro 128GB以上がおすすめ
スペック表 | |
容量 | 128GB |
転送速度 | 最大170MB/秒 |
スピードクラス | CLASS10、U3、V30 |
規格 | UHS−I |
4K動画をメインでカメラを使うのであれば
- 容量:128GB以上
- 転送速度:150MB/s
- スピードクラス:V30
があると好ましいですね。
となるとSandisk Extreme Proがおすすめです。
4K動画でも問題ないスペックなので動画メインならこれを買っておけば間違いなしです。
もし128GBじゃ不安だなーって方は256GBが選択肢に入ってくると思うのですが、もし容量を増やすのであれば128GB×2枚を持つことをお勧めします。
1枚じゃ足りないってなったときに後から買えばいいですし、2枚あれば1枚がダメになったとしてもなんとかなります。

Sony α6100/α6400/α6600におすすめなSDカードまとめ
この記事では「【迷ったらコレ!】Sony α6100/α6400/α6600におすすめなSDカード3選!SDカードの選び方は?」について書きました。
SDカードを選ぶときは
- 容量
- 転送速度
- スピードクラス
を基準に選ぶことで失敗を減らすことができます。
特に容量は目的によって最適な容量が変わってくるので目的に合ったモノを選ぶようにしてくださいね。