※商品PRを含む記事です。当メディアではAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイト等の各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
[st-kaiwa1]この記事では、「SIGMA 17-50mm f/2.8」の良さを伝えます。作例なども使いながらレビューしていくので、「SIGMA 17-50mm f/2.8」を買おうか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。[/st-kaiwa1]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#4DC0B2″ bordercolor=”#4DC0B2″ bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 標準ズームじゃ物足りない
- そろそろ新しいレンズが欲しい
- ボケボケな写真をとりたい
[/st-mybox]
と思い色々探していたところ見つけたのが「SIGMA 17-50mm f/2.8」でした。
ボケ写真を撮るなら「Nikkor 50mm f/1.8」の単焦点レンズを持っているので、それを使えばいいのですが、やっぱり画角を調整できるズームレンズが使いたいなーって。
「SIGMA 17-50mm f/2.8」ならフルサイズ換算で25-75mmまでカバーできるし、F値が通しの2.8なのでかなりぼかすことができます。
[st-kaiwa1]画角、F値をみるとフルサイズ用の大三元レンズと呼ばれる24−70mm f/2.8とほぼ一緒ですね![/st-kaiwa1]
今回はこの「SIGMA 17-50mm f/2.8」を使ってみて良かったポイントや作例などを紹介しながらレビューしていきます。
[toc]
SIGMA 17-50mm f/2.8外観・デザインをレビュー
「SIGMA 17-50mm f/2.8」の外観・デザインのレビューをしていきます。
レンズはこのような黒い箱に入っています。
同梱物は以下です。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#4DC0B2″ bordercolor=”#4DC0B2″ bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- レンズ本体
- 花形レンズフード
- レンズケース
- 説明書類
[/st-mybox]
レンズケースが付いているのは非常にありがたいですね。
しかも結構かっこいいし、しっかりしています。
ちょうどいい大きさで、他のレンズも入れることができるので使いまくってます。
レンズはレンズフードをつけるとこんなカンジです。
黒にゴールドのリングがアクセントになっていてカッコいいですね。
マウント部はこんな感じ。
ロゴはゴールドで刻印されていて、焦点距離などは白で刻印がされています。
白文字なので、暗いところでも見やすいです。
横には
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#4DC0B2″ bordercolor=”#4DC0B2″ bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 撮影モード(オートフォーカス、マニュアル)
- 手振れ補正
- ZOOMロック
[/st-mybox]
を切り替えるためのスイッチがついています。
スイッチは硬くなく、切り替えもしやすいですね。
ZOOMロックスイッチは(写真だと見切れてますが・・・)カメラを下に向けた時に自重で勝手にレンズが伸びてしまうのを防ぐためのモノです。
ただ、私のレンズは勝手に伸びることがないので常にロック解除しています。
キットレンズのNIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRと比べると結構大きさが目立ちますね。
レンズフードがついているので、わかりづらくなってしまいましたが、長さも太さもふたまわりくらい大きいです。
カメラに装着するとこん感じになります。
キットレンズのNIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRをカメラに装着するとこんな感じなので、レンズの大きさだけでかなり雰囲気が変わりますね。
[st-kaiwa1]大きいレンズだと”カメラ感”が増しますね[/st-kaiwa1]
SIGMA 17-50mm f/2.8のおすすめポイント
「SIGMA 17-50mm f/2.8」のおすすめポイントは次の5つです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#4DC0B2″ bordercolor=”#4DC0B2″ bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 明るいからシャッタースピードを稼げる
- 大きなボケが作れる
- 手ブレ補正
- 寄って撮れる
- 価格が安い
[/st-mybox]
明るいからシャッタースピードを稼げる
「SIGMA 17-50mm f/2.8」はレンズ径が77mmという大口径レンズでF値も2.8なので、明るさを確保しやすいです。
夜景撮影や室内撮影の時はどうしても暗くなりがちで、シャッタースピードを稼ぐにはISO感度を上げて調整するのですが、ISO3200とかにしてしまうと画質が悪くなってしまうのが難点です。
「SIGMA 17-50mm f/2.8」であればある程度明るさを確保することができるので、同じ条件で撮ったとしてもNikon D5600のキットレンズ「Nikkor 18-55 f/3.5-5.6」と比べるとISO感度を小さくすることができます。
F値が2.8だから大きなボケを作れる
F値というのはボケかたを調整する時に設定を変えるもので、数字が小さい方がボケボケになります。
また望遠(ズーム)して撮影する方がボケボケになります。
ズームしてF値も小さくするとすごいボケが作れます。
たとえばカメラに付属している標準ズームレンズ「Nikkor 18-55mm f/3.5−5.6」だとF値が一番小さくても3.5となっています。
さらに、f/3.5−5.6と書いてあるのは望遠(ズーム)にするといちばん小さくても5.6までにしかなりませんという意味です。
「Nikkor 18-55mm f/3.5−5.6」を55mmの望遠側にするとF値は5.6までしか下げられないんです。
ですが!「SIGMA 17-50mm f/2.8」はF値が2.8通しのレンズです!
F値が通しとは、望遠側にしてもF値が変わらないレンズなんです。
「SIGMA 17-50mm f/2.8」は50mmの望遠側にしてもf/2.8で撮影することができます。
55mmで撮影したときにf/5.6とf/2.8だとこれだけボケかたに違いが出ます。
「SIGMA 17-50mm f/2.8」はかなりのボケを作れるので例えばこんな玉ボケの写真を撮ることができます。
逆に絞るとシャキッとしたSIGMAらしい写真を撮ることができます。
広角側で絞りを大きくすると風景の撮影や建物などの撮影との相性が良いです。
レンズに手振れ補正が付いている
手持ち撮影する時のシャッタースピードは「1/焦点距離(フルサイズ換算)」が目安と言われています。
「SIGMA 17-50mm f/2.8」の望遠側50mmで撮影するとしたらシャッタースピードは「1/75秒(フルサイズ換算)」を確保しなくてはなりません。
室内とか夜景とかでこのシャッタースピードを確保しようとすると、明るさが確保しやすいレンズといえどかなりISO感度を上げなければなりません。
でも「SIGMA 17-50mm f/2.8」なら手振れ補正というスペシャルな機能があります。
手振れ補正は横にあるスイッチをONにすることで有効にできます。
手振れ補正を有効にすることで50mmの撮影でも「1/75秒」より遅くして撮影することができます。
正確に検証はしていないですが、「1/50秒」でも手ブレせずに撮影できているのでそのくらいは遅くできそうです。
被写体に寄って撮れる
「SIGMA 17-50mm f/2.8」は最短撮影距離が28cmなのでかなり被写体に寄って撮ることができます。
こんな風に細部を撮ることができます。
望遠側のf/2.8で撮影したので、手前は文字が読めないくらいまでに大きくボケていますね。
マクロレンズまではいかないですが、かなり寄って撮ることができますね。
寄って撮ることができるのでレビュー用のモノを撮るのにも凄く役立ちます。
寄ってとれてF値も小さくてボカせるので、コスモスや桜、紫陽花、彼岸花とかのお花の撮影との相性がいいです。
価格が安い
「SIGMA 17-50mm f/2.8」はとにかく安いです。
新品でも3万円以下で買えてしまうのでコスパ最強だと思います。
定価は80000円なので、その価格でこのレンズを買うかと言われると微妙ですが、3万円を切るのであれば間違いなく買いですね。
キットレンズで付いてくる「Nikkor 18-55mm f/3.5−5.6」もいいレンズですが、F値を2.8まで下げることができるこのレンズはもっといいレンズだと思います。
もし私がこれから一眼レフカメラを買うのであれば、本体だけ買ってレンズはこの「SIGMA 17-50mm f/2.8」を別で買うと思います。
もちろん既に標準レンズを持っていても「SIGMA 17-50mm f/2.8」を買い足すのは全然ありだと思います。
SIGMA 17-50mm f/2.8の気になるところ
「SIGMA 17-50mm f/2.8」を使っていて少し気になるなーって思ったのが次の2つのポイントです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#4DC0B2″ bordercolor=”#4DC0B2″ bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 駆動音が大きい
- ピントレンズが軽い
[/st-mybox]
口コミや動画でも紹介されているようにピントを合わせる時の駆動音はキットレンズと比べると大きいと感じました。
ガーッガーッって音で頑張ってピント合わせてますよーっていう感じ。
ただ、普通に写真を撮るのであればほとんど気にならないと思います。
私は今のところ全く気になりません。
動画を撮る人は注意した方がいいかもしれませんね。
動画に駆動音が入ってしまうようです。
私が駆動音よりも気になったのがピントレンズです。
「SIGMA 17-50mm f/2.8」はピントレンズが軽いです。
ピントレンズに引っ掛かりがなくクルクル回ってしまう感じがあります。
マニュアル撮影している時にピントを合わせたのに、リングをちょっと触れてしまいピントがまたずれてしまうっていうことがあり・・・クソってなることがありました。
SIGMA 17-50mm f/2.8購入時の注意点
「SIGMA 17-50mm f/2.8」は中古だと1万円代で手に入れることができるのですが、中古で買う場合には次のことに注意が必要です。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#4DC0B2″ bordercolor=”#4DC0B2″ bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- アップデートが必要になる
[/st-mybox]
レンズも電子機器なのでパソコンやスマホのようにファームウェア(バージョン)のアップデートがあります。
古いファームウェアのレンズだとバージョンアップしないと持っているカメラで使えないなんてことがあるので注意してください。
このレンズの場合、バージョンアップはSIGMAにレンズを送ってやってもらう必要があるので1週間前後はかかるようです。
私はバージョンの確認とかバージョンアップの作業とかが面倒だったので新品で購入しました。
すぐに使いたい、めんどくさいと思う人は新品で購入するのが良いとお思います。
「SIGMA 17-50mm f/2.8」と「SIGMA 17-70mm f/2.8−4.0」を比較
最終的に購入したのは「SIGMA 17-50mm f/2.8」ですが、同じSIGMAから出ている「SIGMA 17-70mm f/2.8−4.0」も気になりました。
「SIGMA 17-70mm f/2.8−4.0」はより新しいモデルで
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#4DC0B2″ bordercolor=”#4DC0B2″ bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 「SIGMA 17-50mm f/2.8」よりも望遠
- 軽量化
- 簡易マクロ機能
[/st-mybox]
というのが違いです。
簡易マクロ機能というのは、マクロレンズのように被写体に超接近して接写ができるという機能です。
商品レビューで写真を撮るので、このマクロ機能があるのは魅力的でしたが、やっぱりf/2.8通しには勝てませんでした。。。
70mmでf/4.0でも十分すぎるくらいですが、f/2.8通しのレンズを持ってみたいという気持ちが勝ってしましました。
ということで私は「SIGMA 17-50mm f/2.8」を購入しました。
f/2.8通しをそこまで重要視していないのであれば、「SIGMA 17-70mm f/2.8−4.0」も凄くいい選択だと思います。
逆にF値以外のポイントは「SIGMA 17-70mm f/2.8−4.0」が勝っていると思います。
あとはTamronからも「Tamron 17-50mm f/2.8」というレンズが出ていますが、こっちは手振れ補正がないので真っ先に対象外になりました。
SIGMA 17-50mm f/2.8はオールマイティな1本
「SIGMA 17-50mm f/2.8」を買ってかなり満足しています。
広角撮影ができて、望遠もできて、開放のボケよし、絞ったシャープさもよしってな感じで、何を撮るのにも使えるレンズです。
それにやっぱりf/2.8通しっていうのはいいですね。
前景を大きくぼかした写真や玉ボケ写真など撮影のレパートリーが凄く広がるので、写真撮影がさらに楽しくなりました!
ボケが作れるオールマイティなレンズが欲しいのであれば「SIGMA 17-50mm f/2.8」は凄くオススメです。
SIGMA 17-50mm f/2.8の作例を紹介