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日中シンクロやスローシンクロなどストロボを使ったポートレート撮影にハマっているいまやり。(@imayari_orz)です。
最近は風景撮りでもポートレート撮影でも常に「Neewer TT560」というストロボ(スピードライト)を持ち歩いています。
この「Neewer TT560」というストロボは3000円と激安ですが、必要な機能が揃っているので初めての1台にはもってこいなストロボだと思います。
[st-kaiwa1]コスパよろし[/st-kaiwa1]
ということでこの記事では「【レビュー】激安ストロボNeewer TT560はかなり使える!【作例あり】」について書いていきます。
Neewer TT560の外観をレビュー
まずは外観や各種機能の紹介をしていきます。
正面はNeewerのロゴと赤外線センサーがついています。
見た目は「GODOX TT600」や「Powerextra DF-400」とほぼ変わりないですね。
裏面は光量やモードを確認するLEDランプ、各種ボタンのみのシンプルな作りとなっています。
サイドには電池ボックスがついています。
単三電池4本を使用します。
「Neewer TT560の残念なポイント」でも書きますが、電池消費が激しいのでエネループなどの充電式電池を一緒に買っておくといいと思います。
フラッシュヘッド(発光部)はこんな感じ。
これも他のストロボと変わりないですね。
フラッシュヘッドには次の2つのパーツが収納されています。
- ワイドパネル:光の範囲を広げる
- キャッチライト反射板:光を伸ばす
[st-kaiwa1 r]光の範囲を調整できるので意外と便利[/st-kaiwa1]
Neewer TT560は可動域が広くて使いやすいのも特徴です。
- 縦方向:90°
- 横方向:270°
正面
斜め上
真上
真上(横向き)
右向き
左向き
真後ろ
Neewer TT560は可動域が広くどんな向きも対応ができるため
- 直光(直射)
- 壁バウンス
- 天井バウンス
- 背面バウンス
など様々なシチュエーションに対応できます。
フラッシュヘッドは好きな方向に設定することができるのでスレーブ撮影でも役立ちます。
[st-midasibox-intitle title=”スレーブ撮影とは?” fontawesome=”” bordercolor=”#ABCED8″ color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
スレーブ撮影とは、複数のストロボを同時発光させる撮影方法です。
スレーブ撮影時にはストロボ子機の赤外線センサーを親機のセンサーに向けてセッティングする必要があります。
[/st-midasibox-intitle]
あまり使いませんが、、、可動部に角度の目盛りがついています。
Neewer TT560の基本操作
Neewer TT560は難しい設定はなく、開封後すぐに使うことができました。
ここでは簡単に操作方法について紹介します。
Neewer TT560のボタンは次の4種類です。
- 電源スイッチ
- +/-ボタン
- MODEボタン
- TESTボタン
電源スイッチ|電源を入れるだけですぐに使用可能
電源スイッチをON側にスライドさせると次の写真のようにLEDが点灯します。
一番左が光量、真ん中(M,S1,S2)がモード、POWERがチャージ完了のランプです。
電源をつけて数秒すればPOWERのランプが点灯し、発光できる状態になります。
この状態になれば、あとはシャッターを切ると同時に発光してくれます。
+/-ボタン|光量調整はマニュアル TTLは非対応
Neewer TT560は残念ながらTTL非対応のため、マニュアルで光量を調整する必要があります。
[st-midasibox-intitle title=”TTLとは?” fontawesome=”” bordercolor=”#ABCED8″ color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
ストロボが自動的に測光・光量調整をしてくれる機能です。
[/st-midasibox-intitle]
+/-ボタンを操作して光量を調整します。
左が最小光量で右にいくにつれて光量が増えていきます。
僕は、まずは最小〜3番目くらいの光量で撮ってみて、撮った写真をみながら光量やカメラ設定を微調整していきます。
[st-kaiwa1]カメラはM(マニュアル)モードを使ってくださいね[/st-kaiwa1]
MODEボタン|スレーブ撮影以外はMモード
Neewer TT560は次の3つのモードがあります。
- M:マニュアルモード
- S1:スレーブモード
- S2:スレーブモード(奇数回スキップ)
基本的にはMモードを使用します。
S1,S2はスレーブ撮影をするときに使用するモードです。
S1とS2の違いはかなりマニアックになるので、ここでは割愛させていただきます。
[st-kaiwa1 r]基本的にはS1を使っていればOK[/st-kaiwa1]
Neewer TT560で試し撮りをしてみた【作例】
Neewer TT560を使っていくつか試し撮りをしてみました。
曇りの日で右から自然光が若干入ってますが、かなり暗い部屋で撮影しました。
撮影時の設定はこちらです。
- M(マニュアルモード)
- 焦点距離30mm(APS-C)
- 絞り f/4.0
- シャッタースピード1/50s
- ISO100
- 露出補正±0
ストロボを使わずに撮影
かなり暗いですね。
黒つぶれしてます。
直射で撮影
下から3番目の光量ですが明るく撮れています。
ただ、光が硬いですね。
カメラの影もくっきり写っています。
天井バウンスで撮影
明るさ十分で、きれいに光がまわっているので影もできていません。
ブツ撮りをするなら天井バウンスが良さそうです。
壁バウンスで撮影
左側の壁にフラッシュヘッドを向けて撮影しました。
左が明るく右が暗いコントラストがカッコいい感じですね。
別売ディフューザーで光を柔らかくする
Neewer TT560は別売の専用ディフューザーをつけることができます。
ディフューザーは光を柔らかくする効果があります。
ディフューザーありなしの写真を比べてみてください。
左なし|右あり
若干ですが、光が柔らかくなっているように見えますよね。
ポートレートや花撮影など可愛さ・柔らかさを表現したいときはディフューザーをつけたほうがイメージに近い写真になると思います。
Neewer TT560のおすすめポイント
Neewer TT560のおすすめポイントは次の3つです。
- とにかく安い
- 十分な機能
- スレーブモード
Neewer TT560はとにかく安い
Neewer TT560はとにかく安いです。
CanonやNikonの純正ストロボが3万、4万するなかでTT560は3000円以下で購入することができます。
[st-kaiwa1 r]安いは正義[/st-kaiwa1]
安いからこそ野外でもガンガン使えるのも嬉しいポイントですね。
Neewer TT560は十分な機能を備えている
Neewer TT560は3000円と安いにもかかわらず、必要な機能はほとんど揃っています。
フラッシュヘッドがどの方向でも向くので、各種バウンス撮影も問題ありません。
GN(ガイドナンバー)が38なので光量も問題なく、日中シンクロも撮影可能でした。
別売のディフューザーを使えば柔らかい光を作ることもできます。
Neewer TT560はスレーブ撮影に使える
Neewer TT560はスレーブ子機として使うことができます。
なので、後からもっと良いストロボを買ったとしても、まだまだ使い道があり無駄になりません。
Neewer TT560の残念なポイント
Neewer TT560の残念なポイントは
- 電池の消費が激しい
- ハイスピードシンクロができない
の2つです。
Neewer TT560は電池の消費が激しい
Neewer TT560に限らず、ストロボは電池消費が激しいです。
[st-kaiwa1 r]Powerextra DF-400も同じくらいでした[/st-kaiwa1]
僕も初めはダイソー電池を使っていましたが、交換する頻度が高かったのでエネループの充電式電池を購入しました。
Neewer TT560はハイスピードシンクロができない
Neewer TT560はシャッタースピードが大体1/200まで対応可能でした。
暗所や室内撮影であれば問題ないですが、真っ昼間の日中シンクロはちょっと工夫が必要。
日中に絞り開放だとシャッタースピードがどうしても速くなってしまうので、NDフィルターなどを使ってシャッタースピードを調整する必要があります。
まとめ|Neewer TT560は1台目のストロボに最適
この記事では「【レビュー】激安ストロボNeewer TT560はかなり使える!【作例あり】」について書きました。
Neewer TT560は安いにもかかわらず最低限の機能を備えているので
- ブツ撮り
- ポートレート撮影
など様々なシーンで使うことができます。
[st-kaiwa1 r]日中シンクロやスローシンクロなんかもできるから写真の幅が広がる[/st-kaiwa1]
Neewer TT560は初めてのストロボにおすすめなので、気になっている方は是非買ってみてください。
以上、いまやり。(@imayari_orz)でした。