【画像25枚で解説】一眼レフカメラの焦点距離と画角とは？

 

[st-kaiwa2]焦点距離ってよく見るけど結局なんなの？[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3 r]超簡単に言うと、焦点距離はどれくらい遠くが撮れるかだよー[/st-kaiwa3]

カメラを始めたばかりだと分からないことだらけですよね。

僕もカメラ入門書的なのを買ったけど、専門用語が多すぎてチンプンカンプンでした。

[st-kaiwa1]全然初心者向けじゃなかった・・・[/st-kaiwa1]

 

この記事で紹介する「焦点距離」と「画角」というカメラ単語も最初はよく分からなかったです。

NikonとかCanonの公式サイトも撮像素子？？なにそれ？？みたいな難解説明でよく分かりません。

[st-kaiwa1]教える気ある？？って感じだよね[/st-kaiwa1]

 

ということでこの記事では、カメラを始めたばかりの人でも分かるように一眼レフカメラの「焦点距離」と「画角」について書いていきます。

もし分かりづらい箇所があったらぜひコメントまたはツイッター(@imayari_orz)で教えていただけると幸いです。

[st-kaiwa2]分かりやすく説明してね[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3 r]頑張りまーす[/st-kaiwa3]

 

[toc]

 

一眼レフカメラの焦点距離とは？

焦点距離について調べるとNikonのサイトやCanonのサイトではゴニョゴニョとカメラ構造の話などをしていますが、基本的に次のことだけ知っておけば問題ないです。

一眼レフカメラの焦点距離は「どれくらい遠く(近く)のモノを撮れるか」を決める数字。

 

焦点距離は〇〇mmという単位が使われています。

 

[st-kaiwa1]倍率という言葉のほうが馴染みがあるかも[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa4 r]確かに倍率って言われたらなんとなく分かる気がする[/st-kaiwa4]

焦点距離ごとに撮れる写真の違いはこちらです。

 

焦点距離の〇〇mmという数字はレンズによって変わります。

例えば僕の愛用機Nikon D5600のレンズキットだと次の2つのレンズがついてきます。

 

この2つのレンズの焦点距離はそれぞれ

になります。

[st-kaiwa1]レンズの名称には焦点距離が必ず入ります[/st-kaiwa1]

 

焦点距離はレンズ本体にも書いてあります。

[st-kaiwa2]確かに書いてある！

あ、50mmと17−50mmがあるけどこれの違いは？[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3 r]レンズには2種類あるんだよー[/st-kaiwa3]

 

一眼レフカメラのレンズには

という2種類があります。

 

ズームレンズはキットレンズにもついている18mm−55mmのように焦点距離に幅があるレンズです。

一方の単焦点レンズは上の画像の50mmというように焦点距離が固定されています。

[st-kaiwa1]ここはとりあえず単焦点という単語を知っとくだけでも！[/st-kaiwa1]

 

焦点距離についてちょっとだけ詳しく説明

焦点距離についてカメラ構造なども交えながら少しだけ詳しく説明します。

カメラ構造と焦点距離はこちらの画像をご覧ください。

 

焦点距離はレンズからイメージセンサーまでの距離のことです。

 

なので、レンズからイメージセンサまでの距離が

ということになります。

 

35mm換算(フルサイズ換算)とは？

カメラをやっていると35mm換算（フルサイズ換算）という言葉を耳にすることがあると思います。

[st-kaiwa2]確かにどこかでみたかも[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3 r]知っておくといいよ！[/st-kaiwa3]

[st-cmemo fontawesome=”fa-external-link” iconcolor=”#517D99″ bgcolor=”#f0f7ff” color=”#757575″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]【謎単語】35mm換算とは？センサーサイズの違いを画像14枚で分かりやすく解説！[/st-cmemo]

 

イメージセンサーには次の3種類があります。

 

この3つそれぞれでイメージセンサーのサイズが異なります。

[st-kaiwa2]サイズが違うとどうなの？[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3 r]同じ焦点距離でも写る範囲(画角)が変わるんだよー[/st-kaiwa3]

 

センサーサイズによって同じ焦点距離でも写る範囲が違うので、それぞれ自分のカメラの焦点距離で話をしていると噛み合わなくなります。

そうならないようにフルサイズの焦点距離で撮れる写真(画角)が基準になっています。

本や雑誌もフルサイズの焦点距離で記載されているか、カッコ書きで35mm換算だと〇〇mm相当みたいに書かれています。

 

「なんでセンサーサイズによって画角が変わるの？」などの35mm換算の詳しいことについては・・・で書いています。

 

35mm換算は次の計算をします。

 

こちらは換算例です。

APS-C機の35mm換算
APS-C	35mm換算
18mm	27mm
50mm	65mm

マイクロフォーサーズ機の35mm換算
マイクロフォーサーズ	35mm換算
18mm	36mm
50mm	100mm

例えばカメラ雑誌で70mmで撮影という写真があってそれをAPS-C機でマネしたいと思ったら46mmくらいの焦点距離で撮影することになります。

 

[st-kaiwa2]センサーサイズはどうやって調べれば良いの？[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3 r]「カメラ名　センサーサイズ」で検索すれば出てくるよー[/st-kaiwa3]

 

35mm換算はかなりややこしいですが、カメラに慣れてくれば大体の感覚が掴めてくると思います。

とりあえず、カメラによって焦点距離がちょっと変わるんだなーくらいで覚えておくといいです。

 

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一眼レフの画角とは？

一眼レフカメラの画角はどれだけ広く(狭く)写せるかです。

 

同じ場所からの撮影でもレンズ(焦点距離)が変わると撮影できる範囲が変わります。

[st-kaiwa2]へー、レンズ換えるとこんなにも変わるんだあー[/st-kaiwa2]

 

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焦点距離と画角の関係

次に焦点距離と画角の関係について説明します。

焦点距離と画角は反比例の関係です。

[st-kaiwa2]ハンピレイ・・・？？[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3 r]次の表を見てみてー[/st-kaiwa3]

 

焦点距離が短いと画角は広くなります。

逆に焦点距離が長いと画角は狭くなります。

 

[st-kaiwa1]写真を用意しましたー[/st-kaiwa1]

同じ場所から焦点距離だけを変えて撮影した写真を用意しました。

 

このように焦点距離が大きくなるにつれて画角は狭くなりますが、遠くのモノをズームして撮ることができます。

[st-kaiwa4 r]確かにズームすると写る範囲が狭くなる[/st-kaiwa4]

 

ちなみに焦点距離35mm~50mmあたりが人の視野と同じ画角と言われていています。

なので焦点距離によって次のように呼び方が変わります。

[st-kaiwa1]明確な基準はなくてなんとなくだけどね[/st-kaiwa1]

 

 

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いまやりの焦点距離の使い分け5パターン

ここでは僕の焦点距離の使い分けについて紹介します。

この写真を撮るときはこの焦点距離・画角が多いかもなーってのをピックアップしてみました。

[st-kaiwa1]参考程度にそうぞー[/st-kaiwa1]

 

風景写真を撮るなら超広角レンズ

海とか山とかの風景を撮るなら広角レンズがお勧めです。

それも超広角レンズ。

[st-kaiwa1]大体24mm以下の広角レンズを超広角って言ったりするよ[/st-kaiwa1]

 

僕はTamron(タムロン)のNikon APS-C用10mm−24mmというレンズを使っています。

※35mm換算で15mm-36mm

 

焦点距離が15mmにもなると景色全体を撮れるのはもちろん、こちらの写真のようにぐわーーーってカンジの写真が撮れます。

 

[st-kaiwa2]一眼レフカメラならではの写真だね[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3 r]これはパースベクティブという効果だよー[/st-kaiwa3]

 

超広角レンズではパースペクティブが効くので、広さ・雄大さを表現したい風景写真との相性が抜群です。

 

街中スナップするなら広角〜標準レンズ

僕は街中スナップには広角〜標準域のレンズを使用することが多いです。

標準域は目に見えた風景をそのまま捉えることができます。

 

広角レンズにはパースペクティブのほかにデフォルメ効果と言うのがあります。

デフォルメ効果は近くのものはより大きく、遠くのものはより小さくと言う効果があります。

 

例えばこんななんでもない看板も

 

斜めから撮ると・・・

 

こんな風に手前が大きく、奥が小さく写り台形のように変形します。

[st-kaiwa1]デフォルメ効果を使うと面白い写真が撮れるよー[/st-kaiwa1]

 

標準レンズで見たままの景色を写すのも楽しいですし、広角デフォルメ効果で少し違った雰囲気にするのも楽しいです。

 

ポートレート撮るなら標準〜やや望遠

ポートレート（人物写真）を撮るときは標準〜望遠レンズを使うことが多いです。

ポートレートを撮る時って背景はボカして撮ることが多いですよね。

 

背景を大きくボカすにはF値(絞り)を小さくするのですが、Nikon D5600のレンズキットについている18mm(27mm)のレンズだとF値がそこまで小さくならずあまりボケません。

[st-kaiwa2]F値は3.5って書いてある[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3 r]f/3.5だとちょっとボケが弱いかも[/st-kaiwa3]

 

ポートレートでボカし写真をたくさん撮りたいって方はF値を小さくできるレンズを買うのがおすすめです。

僕はNIkkor 50mm f/1.8という単焦点レンズを買いました。

[st-kaiwa3 r]安くて評価が高いおすすめレンズですよー[/st-kaiwa3]

 

花の写真なら望遠レンズ

桜や菜の花などたくさん咲いている花を撮るときは望遠レンズをよく使います。

望遠レンズには圧縮効果という効果があります。

[st-kaiwa2]あっしゅくこうか・・・？[/st-kaiwa2]

 

圧縮効果は遠近感をなくすもので、近くのモノと遠くのモノがギュッと寄ったように写ります。

昨日から沢山の方に見て頂きフォロワー数が2.2万人を超えました！
普段は家族の写真を撮ってます！📸✨
富山の風景の写真も沢山撮るのでまた見て頂けると嬉しいです🙇‍♂️✨
本当にありがとうございました！ pic.twitter.com/IsvuOxYp9g

— イナガキヤスト (@inagakiyasuto) March 10, 2020

 

圧縮効果を使うことでこれでもかって言うくらい花を写真に収めることができます。

望遠圧縮効果もかかって素晴らしい桜のトンネル感が出ましたわ pic.twitter.com/sb3tvyemdp

— きゃべつP (@cabbage2525) April 24, 2014

 

乗り物の写真は超望遠レンズがいい

飛行機の写真は超望遠レンズを使って撮影することが多いです。

遠くにあるものを大きく写したい＝望遠レンズですね。

 

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まとめ｜焦点距離・画角とは？

この記事では「【画像15枚で解説】一眼レフカメラの焦点距離と画角とは？」について書きました。

 

焦点距離と画角についてはカメラを触っていけばだんだんと感覚が掴めていきます。

はじめてカメラを持った方は次のことだけ知っておけばとりあえずは大丈夫です。

[st-kaiwa2]なんとなく分かった気がする[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3 r]だんだん掴めてくるはずだよー[/st-kaiwa3]

 

最後までありがとうございました。以上、いまやり(@imayari_orz)でした。

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